青空の下で

みるみる顔を赤くする心優。


それがまたかわいい。



心優 「っ!不意打ちなんてずるいっ!」


なんていいながらも


とっても嬉しそうな心優。



葵 「んふっ、そんなこと言って

嬉しいくせに!

顔に出てるよ!顔に!」



心優 「もう!だって嬉しんだもん!」



葵「ふははっ!よし、じゃあこれ飲んで?」



心優 「え?薬?やだ!」


葵 「酔い止め。

車で酔って向こうで楽しめなかったら辛いでしょう?

だから飲んで?」


そう言いながら


水の入ったコップを心優に渡す。


心優は薬を飲むのが苦手。


錠剤だと水だけ飲み込んでしまって


薬だけが残る。


かといって粉薬だと苦くて飲めない。



時には吐き出す時もある。


葵 「ほら、あーんして?」



心優はしぶしぶ口を開ける。


そこに薬と水を入れる葵。



葵 「ごっくんして?」



そう言うと顔をしかめながらも

飲み込んでくれた。


吐き出すかな?と思った葵は


心優の口元にタオルを持って行ったが


押し返され、



心優 「飲めたっ!」


にこっとしながらそう言った。