貴方の事を奪いに来たの。



「それに、ほら…」

「?」

「1年が辞めていったの気にしてんじゃねーかと思って。」








チラリとあたしの様子を見ながら言う。

そう言えば、その事も心配してもらってたのに

佐伯くんにちゃんとお礼言ってなかった…。







「大丈夫だよ。そりゃぁ、最初はショックだったけどさ!」

「そっか、ならいいけど。」

「来年はこういう風にならないように頑張るね!」






そうあたしが意気込んで言うと、

佐伯くんは少し驚いた後、

どう頑張るんだよ、と笑って突っ込んだ。






「まぁ、無理だけはすんなよ。」

「うん。佐伯くん、色々ありがとね。」







その言葉を聞いた後、佐伯くんは満足そうに微笑んだ。