〜 マキ 視点 〜








「よっし…!」








俺は目の前にある男子高の校門をくぐろうと気合いを込めた

すると……








「おはよう。アキ」


「……ッ…////、お、おはよう…////」










ぽんっ…と頭を軽く叩かれ、後ろを振り返ると
あのイケメンがドキッとするような笑顔を見せていた










や、やべぇ……////

こ、こいつの顔見るだけで…ど、ドキドキしちまう…!


と、止まれ!俺の心臓…っ////










「どうした?顔赤いぞ…
風邪か?」



「……っ////ち、違ぇよ!」



「そうか?もしツラくなったら言えよ?」


「……お、おう…」









……っ////

や、優しいな、こいつ……



こんな優しくされたら……

ドキドキが止まらねぇじゃねぇか!










「アキ、何してるんだ?行こうぜ」


「あ、お、おう…!」










俺は、いつの間にか前を歩いていたイケメン野郎に追いつくように走った











もう少し一緒にいてぇな…

サボるの無理か…?



コイツに俺が思ってること伝えたら…

もっと一緒にいてくれっかな?



いや、やめよう…

コイツ、真面目そうだし…困らせたくねぇ…




クッソ!

早く放課後になれ!