「別にー?
俺は、そこまで言ってないけどー?
体操服盗んでどうすんのかなって思って〜?
好きなら、本人を抱けば良くない?
まあ、アキちゃんは嫌がると思うけど…
それは、テクでどうにか良くするのが男ってもんでしょう〜」
『『『て、テク………』』』
「あっ、でも〜
君たちじゃ無理か〜
テクの前に経験がないもんね〜?
アキちゃんに幻滅されるだけか〜」
御堂は、言葉巧みに
アキを狙っていた男たちにショックを与え
アキに変なマネをしないように釘を刺した
すげぇな、コイツ……
俺は、御堂の言葉に感心していると……
御堂は、俺を見て睨んでいることに気づいた
ん?
なんだ……?
「さぁーてと、姫を王子のキスで眠りから目を覚まさせてあげましょうか〜
アキちゃーん、ん〜」
御堂は、眠っているアキにキスしようとしたので俺は止めようとしたが……
俺が止めなくても大丈夫だった
「ギャーギャー、うるせぇんだよ!!
てめぇら、ブッ殺すぞ!!」
「えっ………!?」
アキが不機嫌な顔をして……
いや、さっきとあまり変わらないか……
まあ、怒った表情をして起きた
「えっ………!?あ、アキちゃ………」
「なんだ、てめぇ
オレが寝てる隙に、オレの首を取ろうとした馬鹿か?
ブッ殺してやる!!」
「えっ……!?ちょっ、あ、アキちゃ……
ん、ギャーーーーーッ!!!」
アキは、御堂がキスしようとしていたことには気付かず、妙な勘違いをして
御堂をボコボコにしていた
俺らは、アキの強さや態度に恐怖して
御堂がやられている姿を黙って見つめていた
御堂…….
安らかに眠れよ……

