スター~何も見えない夜


屋上から突き落とそうとしたり、
制服と体操服が濡れていつも着替えを
持ってきていたらしい。

そんな司に気付いてたけど、
なにもすることが出来なかった。

10月───
肌寒くなってきたころに、
俺らは屋上で、司にほんとのことを
聞こうと、問い詰めた。
司の口から助けてって聞きたかった。

司は「お、俺さ、屋上がす、好きだぜ。」

って、普段は僕って言ってたのに、
そんな口調でさ。

廉と俺は愛想尽かして、気にするのを辞めた。

いや、ホントはすっごい気にしてたんだけど…

なずもこのままじゃだめって怒ってて…

12月25日───

司の誕生日──朝から猛吹雪で、
とにかく嫌な予感がした。
俺らは司の誕生日パーティーの準備に
張り切ってた…

その日の夜、司の父親は亡くなった。
末期の癌だったらしい。

司の家に行くと司は居なくて、かわりに
司の部屋にあった、写真立てが
無くなってたんだ。俺らが笑顔で
新しい制服を纏ってる写真が…