琳「えっと、…二年の時、司くんと…

『ダメっ!』」

「「『…』」」

『ごめん…もう、いい?謝るのとか、

本当に良いから…』


琳「でもっ、ほんとのこと…」

『もう知ってるの……

あいつがなにに苦しんでたか…

あなたは悪くない。

……後悔していいのはあたしたちだけ…

あなたはもう、忘れた方がいいよ。』

琳ちゃんは泣いていた。
慰めることも出来ない。ごめんね?

『もう、そのことでしゃべり掛けてこないで、ごめんね。』

バチっ

璃宇「あんな言い方ないじゃないっ!」

璃宇に頬をたたかれる。

龍「ちょっ、璃宇」

『しょうがないの、、

あの子にはもう関係ないことだから。』

龍「なにがあったの?あの子と。」

『別に…』

あの子と直接関係があったわけではない。
あの子は後悔してるって言ってるけど、
後悔する前にやることだってあったはずなんだ。

自分にもそう言い聞かせる。

なにもできなかった自分がただただ、憎い