スター~何も見えない夜


すると、そこに小さな男の子がやってきた。

目がくりくりしてて、どことなく、

誰かに似ているって思った。

「おねぃちゃん?…泣いてるの?」

小さな男の子はまだ続ける

「泣かないで…ほらこれ四つ葉のクローバだよ。おねぃちゃんにあげる。

…はいっ!」

『ありがとう。…お名前は?』

あたしは涙を止めて、男の子に問う。

「…つかさだよ。」

『…司?

…』

そうだ、このこは司に雰囲気がそっくり。

司、司。

男の子が去ったあとも

あたしの涙はまた止まることを忘れる。