スター~何も見えない夜


喧嘩は、止まった。

次の日の朝には何も無かったようにしゃべっ

てる3人を見て安心した。

でも春はあたしに悪態を付けてきた。

春「お前、うぜぇ笑笑金持ちだからって

お嬢様気取りしやがってさ~。」

そのたびに璃宇が怒ってくれた。

かりんちゃんって子と関係があるのかな?

 

なんか、春があたしに悪態をつけるたびに

春が傷ついた顔するから、恨めなかった。

あたしのせいだ。
 
あたしが3人に微妙な空気をつくってしまった。

あの時もあたしのせいであたしが独りぼっちになった。




ごめんね。ごめん。

みんなみんな、あたしが悪かったよね…


5月…少し雨の日が多くなって来た頃

ゴロゴロ休日を過ごしていたあたしに

電話がかかってきた。

「あ、なず?あたし、璃宇。

今日さ~

──────」

現在10時、遊園地前。

1時間前に璃宇から遊園地のお誘いが来た。

春と龍そして、璃宇と一緒に遊園地に

やってきた。

龍「やっほーい!」

璃宇「遊園地なんて、何年ぶりだろー!」

『あ、ねぇ、ジェットコースターのろっ!
ね?!』

あたしはひさびさの遊園地に歓喜あまっていた。

春「…ちっ」

春は相変わらず機嫌が悪い。

きっと、…きっとあたしがいるからだ。

『「「……」」』

龍「…なっなずなちゃんは遊園地初めて?」

『え?なんで?ちっちゃい頃よく来たよー』

璃宇「お嬢様だからさ、来たことないかと思った。」

『なにそれー!…それにお嬢様って…

そんなんじゃないし…』

春「はっ、心の中ではどうおもってんだろーな、こいつ。」

春はそのまま続ける…

春「今までいた友達だって、どうせ、
気ぃ使ってるだけだぜ。
上辺だけの友情だろ?」

さすがに今の言葉は応えた。

それは、図星だから?

それとも、あおたちを悪く言ったから?

きっと両方…

上辺だけの関係だったのかも。
あおたちは父親の友人の子供ってだけで、

友達とも、幼なじみとも思ってなかったのかもしれない。

そう思ったら涙が溢れて止まらなくなった。

『なんで、…なんでそんなにあたしに

悪態ばっかつけてくるの?
やめてよ、止めてよっ、

バカにしないでよっ!

知ったような口きかないでよ!』