碧「なずっ、おいでよっ!」

『どうしたの?あお。』

碧「お星さまみよう。」

『あたしには見えないよ…』

廉「なあちゃん、今日はお星さまが
とっても綺麗だよ。」

『ほんと?じゃあ
……わたしにも見えるかな?』

廉「なぁちゃんちゃん、お星さまはすぐ
近くにあるよ。「「ほら。」」

ちっちゃな、男の子2人が見せてくれたのは
折り紙のしゅりけん。

女の子はそれを、大切そうに持っていた。

司「なっちゃん、夜は怖い?」
もう一人可愛い男の子が聞く。

「そんなことないよ。つかさくんとあおと、れんがいるから。」

4人は顔を見合わせて笑っていた。

こんな毎日がずっと続くという保証は

どこにもない。

…だから、あたしたち人間は毎日、ただ

ただ、精一杯に生きることを神様から

求められているのかな?