嫌なのに…

咲は時間をかけながらもゼリーを全部飲んだ。


「翔太先生!荷物取りにお家帰ってもいい?」


「んー、じゃあちょっと診察して、大丈夫そうなら先生と一緒に行こっか。」



「うん!あ、でもまだ仕事じゃないの?」



「ん?だって1人で行かせれないじゃん?それに帰ってこなかったら困っちゃうしな、先生。」


意地悪な表情を浮かべながらそんなことを言ってくる翔太に


「んもー、何それ、ひっどーい!」


「ははっ、ごめんって!冗談!

大丈夫!そんな心配咲ちゃんがしなくていいの!」


笑いながら咲の頭を撫でる。



「よし、じゃあ服まくってね。」


そういいポケットから出した聴診器を手で温め始めた。



咲は素直に服を少しだけまくる。


「んふっ、咲ちゃん控えめだなー。」

何て言いながら、咲の服をもう少しまくる。



翔太の真剣な顔が咲の目の前にあり、

もうドキドキが止まらない咲。


「緊張してる?心臓の音いつもよりうるさいよ?」


なんて言う翔太に、余計咲の顔は真っ赤になる。