嫌なのに…

翔太 (今日は咲ちゃんの定期検診の日で、今名前を呼んだんだけど、何分待っても咲ちゃんがこない。)

看護師 「咲ちゃん遅いですね。何かあったんでしょうか。」

翔太 「遅いよね。ちょっと見てくるね。」

翔太 (いた!って寝てるし。)

咲のおでこに手をあてて熱があるか確かめる。

翔太の手に伝わるのは微熱だと思われる温かさだった。

翔太 「咲ちゃん。咲ちゃん。」

とりあえず、診察室に連れて行かないと、
と思い、肩を軽く叩きながら咲ちゃんを起こす。

咲 「…ん。…しょ、うた先生?」

翔太 「うん。そうだよ。咲ちゃん、診察室行こう。」