嫌なのに…

ー「咲ちゃん、朝だよ!おはよう!気分はどうかな?しんどくない?大丈夫?」


朝になり看護師が咲を起こす。

「…お、はようございます。だ、大丈夫です。」

眠そうに目をこすりながらあいさつをする。


「あ、そういえば、まだ名前言ってなかったね。咲ちゃんの担当看護師の山中紗夜香です。よろしくね。ちなみに咲ちゃんの担当看護師はもう1人いるよ。またあとで来ると思うからね。」


「よろしくお願いします。」

「んふっ、咲ちゃんそんな緊張しないで?ここ病院なんだから、楽にしてていんだよ?それと、敬語使わなくて大丈夫だよ!仲良くしよーね」


なんて明るい笑顔を見せる紗夜香に咲も笑顔で返した。


「うん!」


「じゃあ、体温だけ計っといてね。あとで、翔太先生とさっき言ったもう1人の看護師がくると思うからそれまでに計っておくんだよ!」



そう言って、体温計だけ置いて出ていった。


まだ熱がある咲はぼーっとしながら窓の外を見ていた。