嫌なのに…

まだグスグスと泣いている咲の頭を撫でながら咲を慰める翔太。

「もう終わったから泣かないよ。頑張ったね。」



それから数分して、疲れた咲は眠りについた。


「翔太、お疲れ。」


「優斗、手伝ってくれてありがとな。助かった。」


「全然、咲ちゃんの泣き声廊下まで聞こえてたから」

ははっと笑いながらそういう優斗。



「大学生にもなってこんなに嫌がるの咲ちゃんくらいだよな」
苦笑いの翔太がそう呟く。


「そうかも。でもそこが可愛いんだろ?翔太は」

ニヤニヤしながらそんなことを言ってくる優斗に拗ねたように、

「別に?」

なんて照れ隠しで言う翔太。