嫌なのに…

「え。いや。自分で行けます。」


「そう?じゃあ待ってるから。今からちゃんと来るんだよ?いいね?」


「うん。今から行きます。」



電話を切り、重い体を起こし汗でびしょ濡れになった服を脱いで着替えた。


(翔太先生に怒られるかな。こんなに熱あるんだもんね。でもしんどいから行くしかないよね。)


病院まで歩けないと判断した咲はタクシーで行くことにした。