何で...

避けてたんじゃないんですか?

名前だって

なんで知ってるのだろう

「あの...」


彼がこっちに向うにつれて

速まる鼓動


初めて近くで見る彼は

背が高くて

けど、威圧感なんてなくて


「誕生日おめでとう」


優しい目をしていた