窓が無かったら

完全に私たちに当たっていた

正確な放物線


物静かな性格だと思っていたから

唖然とする2人


「投げましたね、彼」

「夏希、惚れる相手間違えた?」

「いや...」


何事も無かったかのように

私たちはその場を去った