俺に手を差し伸べてくれたのは

部活の後輩だった


「あ、夏希ちゃんですよね?

俺のご近所さんなんでよく知ってますよ」


「まじ?」


俺が悩んでるのをいいことに

あいつらは俺をいじってばかりいた


それを聞いていた後輩が

教えてくれたのだ