「あと、アパートの話なんだけどね、せっかく手繋げるんだからちょっとここから遠い方がいいかと思って、登下校15分の所にしといたわよ!」 私にだけこっそり嬉しそうに話すお母さん。自分の事と間違ってない!?ていうか、登校時間15分かー。遠くなったなー。 「とにかく、今日は遅いから寝ましょ!明日から大変だものね!」 私達は、お母さん達のペースで話はどんどん進む。終わらないかと最初思ったけど、終わってよかった! それから、小野寺先輩と別れてすぐに私は深い眠りについた。