ピーンポーン あの電話から20分後 長瀬川蓮が私の家のチャイムを押した ガチャ ゆっくりとドアを開けると今にも死にそうな汗だくの男子高校生が立っていた 「宮原・・・凉音・・・?」 「そ、そうだけど」 私がそう言った瞬間 ドサァーーーと雪崩のように長瀬川蓮が倒れてきた 女子が男子を支えられるわけもなくそのまま私も一緒に床に倒れた 「ちょ、ちょっと!!!!」