「凉音!!」






早歩きをしながら駅に向かっていると後ろから声がした








振り向くとそこには走ってきた大久保司がいた







なんで!?








「夜遅いし送ってくよ」







えぇーーー!?








「いいよ!いいよ!そんなの悪いし!」









「気にしないで

俺もそろそろ帰んなきゃだったから」
















そんなことでいま私と大久保司は一緒に電車に乗っています







しかも意外と窮屈で大久保君との距離が近い!









やっと空いてきたと思っていたら








「凉音の連絡先 教えて」






そう言いながら大久保君は鞄からスマホもを取り出す







「あ、あ、いいよ!」







嬉しさのあまり声がまた裏返った








大久保君と連絡先を交換できるなんて・・・








「凉音ってどこに住んでるの?」