____あ、冬夜。


1人で冬夜と約束していた場所に歩いていた。


あ、浮遊の方があってるか。



冬夜だ…。


会いたい。


名前呼んで欲しい。


触れたい。


抱きしめられたい。


あの笑顔、見たい。


…側にいたい。


なんてこと。


「もう出来ない…」


涙が溢れてきた。


さよならも、ありがとうも言えない。


大好きって言えない。



ふと、冬夜が顔を上げた。



その綺麗な瞳と、



目があった。