「・・・・なんなのお前。」


わけがわからなくなる。

「なんで俺がサッカー辞めなきゃなんねぇんだよ。」

「やめたいんでしょ?」

「やめたくねぇよ!!!」


ホントわけわかんねぇぞ。



「だって・・・・」







「楽しかったらそんな悲しそうな顔してない。」







!?






少女はそれだけを言い残して歩き出した。



「え・・あ!ちょっと!!」



なんだか悔しかった俺は,少女を引き留めようとしたが,少女は何も言わずに,振り返りもせずに出口へと向かっていった。