少女は空を見続けている。 「おい!!もう8時だぞ!なにやってんだよ!」 シカト状態の少女。 イラっとしたおれは 「おいッッ!!!」 さらに大声で呼びかけた。 「!」 少女はようやくこっちを見た。 ブランコの漕ぎが緩まる。 「8時だっつってんだよ。あぶねぇからとっとと帰れ。」 「・・・・・。」 少女はこっちを見続けている。 「な・・・なんだよ。」 「・・・・関係ないでしょ?」 少女は冷めた目で俺にそういった。