ケータイ小説 野いちご

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野いちご学園の新着投稿

    • 同級生
    • お昼休み
    • 教室

    「はぁ……」

    「溜息ついたら幸せ逃げるぞ」

    隣の席の柳が頬杖を付きながらそう云った。

    「我慢する方が身体に悪いわ…」

    私は机に腕を伸ばして、そのまま顔を伏せた。

    「何かあったなら聞くけど?」

    「聞いてくれる?!」

    その言葉に私はガバッと顔を上げた。

    「最近売れてる芸能人!男性なのに女顔で、凄く綺麗な顔してるの!!もう憧れの顔よ…あんな顔になりたかったと思ったら最後…自分の顔が辛い」

    言ってて悲しくなってきた…
    自分の見た目に自信無いもん、可愛くないしスタイルも良くない

    「はぁ〜…なんだ、そんな事?」

    柳が深い溜息を付きながら頭を掻いた。

    「いや、そんな事じゃないよ?!重要だからね!こんな醜女じゃ、恋人出来ない」

    駄目だ、泣きそう…

    「そう?」

    急にほわっと両頬が温かくなった。
    柳が私の頬を挟んで自分の方へ向けたからだ。


    「可愛いじゃん。俺は好きだけど?」

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    • 同級生
    • 部活中
    • 屋上

    バタンッ


    『今日の空は綺麗だな〜!』


    私は“空”が好き。


    嫌なことを全て忘れられるから。


    『よし、描こっと』


    カリカリ


    私は絵が好き。だから美術部に入っている。


    でも描くのは空だけ。


    見る度に表情が違うから全然飽きない。


    1番好きなのは夕方の空。


    理由は…


    バタンッ


    「遥華ー!!」


    大好きな君に、会えるから。

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    • 憧れの先輩
    • 部活中

    「妃奈ちゃん。どっかわかんないとこある?」



    『うーん。あっ、ここ出来ないです…。』



    「あ〜。ここね。僕もあんまり上手く出来ないけど」



    •*•.¸¸♬•*¨*•.¸¸♪



    「多分こんな感じだと思う!出来る?」



    『多分出来ます。』



    「良かったー。」



    『ありがとうございます。助かりました!』



    「いえいえ。先輩だし!あっ。でも…」



    ナデナデ


    『!!?』



    『えっ!?どうし「妃奈ちゃん。」…はい。』



    「妃奈ちゃん大丈夫だから。もっと周りを頼って」



    『え?……でもっ「…いいから」』



    『…分かりました。』



    「よしっ」



    「そろそろ戻ろっか!」



    『あっ。はい。先輩は先に戻ってて下さい。』



    「分かった。じゃあまた後で!」



    ガラガラ



    『……~っ!!!』



    『はぁ…。顔があつい…。』

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感想ノート

この月が満ちるまで~転校生は砂漠のプリンス~ (氷川マサト/著)

  • こういうトピックの小説って、みかけることもよむこともなくて、
    今回が初めてみて、とても心に来るものがありました。
    自分自身、イスラムはやばい、とか危険だ、という先入観が入ってて、
    一ページ一ページ読むたびに、ああたしかにそうだな、とか、
    すごく、自分にくるものがありました。


    こうやって、いつか私も自分の小説で人の心に何かを響かせられたらなって思います。
    ありがとうございました!!!ファン登録失礼します!!

    ららたそ   2017/04/09 16:49

    >ららたそさま

    読んでくださって、ありがとうございます!
    そしてファン登録、感謝です!

    エアラブでアラブの王子のアイコンがあるでしょう?
    あのキャラクターが「野いちご学園への転校生」という設定で登場したとき、ふと気になって調べてみたのが、この話を書くきっかけでした。
    難しい問題ですけど、一緒に考えてくださって、本当にありがとうございます。

    ららたそさんも、執筆活動、頑張ってください!
    応援します(^^)

    作者からの返信 2017/04/10 06:36

  • >ナキムシさま

    コメントありがとうございます!
    書きにくいですよね、感想とか(^^;
    自分自身、あとがきの筆がぐちゃぐちゃになって、結局かなり削ることになりました。

    宗教について突っ込んで書いているので、公開の制限が来るんじゃないかと不安でした。
    別に野いちご編集部さんを狭量だと思ってるわけではなくて、日本人の一般論的に「宗教はアブナイ」と見なす傾向があるから。

    熊本の震災のとき、避難所にもムスリムがいたそうです。
    彼女は、ボランティアの人に渡されたおにぎりの中身は何なのか不安だったけど、訊くことができなかったそうです。
    たいていの具はハラールだと思いますし、危機的な状況なら豚でも食べていいとコーランにも書かれているんですが、「訊くことができなかった」という、日本社会からの無言の圧力を申し訳なく感じました。

    やっぱりコメント書きづらいですね(汗)

    とりあえず、暴力反対なので、イスラムだから排除という暴力も反対です。
    まちなかで爆発を起こすようなのも、誰がやるのであれ反対です。


    コメントありがとうございました!

    氷川マサト   2016/09/18 23:26

  • 真紗兎さま

    拙いレビューについても反応ありがとうございます。
    本当は読み終えたときに、感想も書いてみたのですが、結局投稿できずに何ヵ月か過ぎてしまいました...(-_-;) たぶんそのとき書いた感想はグダグダ過ぎてお見せできないですね(苦笑)

    日本に帰ってきたときのナツの気持ちにすごく共感しました。ムスリムほど厳しくはないですが、私の信仰している教会の戒めと、ムスリムの戒めは、どことなく似通った部分もあったので...。
    宗教に理解がないと、価値観も習慣も全然違うので、生活しづらいのだということを身をもって知っています。たとえば、自分たちにとって当たり前の神さまの存在。それでさえ周りには理解してもらえない。自分にとって、とても大切なものを否定されるのは、辛いなって、思います。

    幼稚園くらいのときは、周りのみんなも、当然のように祈ったり、毎日家族と朝夕に聖典を読んで祈っているものだと思い込んでいました。
    小学校に上がれば、給食の前に、みんなで「いただきます」と言ったあと、もう一度一人で祈り直すことさえも、からかわれる材料なんですよね…。

    ハラールフードについては、食べ物で困る人たちがいるのだと、知りました。私の身近では、ハラールフードのスーパーなんて聞いたこともなかったので...。小学生のときに転校してきた、中東の方の女の子がいたんですけど(クラスは違いましたが)、彼女は給食の時間、一度家に帰って食事をとっていたなあ、なんてことを思い出しました。私も食べられないものがありますが、そこまで多いわけではないので、給食は食べられました。その点では楽だったのかもしれないですね。

    真紗兎さんが言うように、もっと多くの人が、祈りや食事に対して理解してくれるようになってほしいと思います。彼らがどのように、どこで、何を礼拝しようと、わたしたちはそれを妨げない。そんな風に、他宗教に関しても寛容な国になれたらと思います。たしかに、せっかく日本に来てくれたのに、理解のなさで、嫌な思いでばかりになってしまっては、こちらとしても悲しいですもんね。

    この難しいテーマに挑戦して、書いてくださった真紗兎さんに心から感謝します。
    素敵なメッセージと物語をありがとうございました。

    霜月 迷   2016/09/18 00:48

  • >ナキムシさま

    心のこもった丁寧なレビュー、ありがとうございます!
    コメントしづらい内容だったと思いますが、重たいテーマに向き合ってくださって、感謝します。
    タイトルと表紙で釣っといて、中身は世界史と現社と倫理の授業でした(^^;

    1つの目標として、東京オリンピックまでに、日本人とは違う価値観の食事や礼拝の事情に対する理解が広まって、たくさんの国と地域の人たちが日本滞在を楽しんでくれたらと思います。
    今の状況だと、彼らが食べられるもの・祈れる場所が少なすぎて、大変だろうなと。

    リオオリンピックの開会式では、8月6日の広島への原爆投下時刻に日本にスポットライトを当ててくれる演出がありました。
    国としての尊厳を大事にしてもらえたことは、とても印象に残っています。
    2020年、日本も、同じように他国に対するリスペクトを表明できたらいいですね。

    書き始めたら止まらなくなりそうなので、このへんで。
    エアラブが発想の元ネタなのに、ここまでスケールが大きくなるとは、自分でも驚きました(笑)

    読んでくださって、レビューも書いてくださって、ありがとうございました!

    氷川マサト   2016/09/17 23:47