間違いだらけの言葉をキミに

side ???
「あ、そうだ。キミクラスどこ?……っていねぇし⁉︎」

いろいろひどい扱いを受けた気がしたが、一応お礼はしとこうと思い、振り返った先に彼女はもう居なかった。

「まさか……春の妖精⁉︎……ってそんなワケ笑笑」

思わず独り言を呟いてから、自分イタいヤツだなあと思う。
まあ、でも………

「とりあえずメガネと前髪、やめてみよっか?星名さん♪」

顔と名前は分かっている。
ならばあとは追いかけるだけ。