蜜漬けの恋

***
翌日、絢香に段取りを話した。

「へぇー成瀬さんも変わった事するねー」

そう言いつつも絢香の顔はどこか嬉し

そうだ。

「なんか、嬉しそうだね」

私がそう言って笑うと絢香は一瞬

笑った。

「いや、なんか理解ある人でよかったね」

その言葉は多分私がきっとしばらく甘い事

を避けていたのが分かっていて言ったんだと

思う。

「上野さん!」

突然の聞き覚えのある声にびっくりして

その方を見ると案の定少し離れた所に

成瀬君と親友の小川君がいた。