蜜漬けの恋

「そうだ、ねぇ優羽今から時間
空いてる?」

奏が言った。

「うん!空いてるよ?どうしたの?」

「夏休み後半会えなかった分、今から
デートしない?」

「っ!うん!!」

私が言うと奏は何故か笑い出した。

「っぷ、ははは、もう優羽可愛いすぎ」

「なっ、何で」

「だって言った瞬間顔がぱぁってなって
ニコニコし出すから」

(自覚なかったー!)

「それは、久々デート出来るのが
嬉しくて、だよ」

そう言うと奏は一瞬目を丸くして驚いた、

かと思うと一転あのプールの日に見た

複雑そうな顔になっていった。

「奏?…」

「……それはさ、俺みたいな奴とデート
出来て嬉しいって事?…それとも―――」

「……どうしたの?何かあった?」