蜜漬けの恋

「優羽……しばらく会えなくてごめん
寂しくなかった?大丈夫?」

肩の辺りから聞こえてくる奏の声が

私の事をとても大切だ、と言った様子で

私は一気に胸が甘く痺れる。

「大丈夫だよ。確かにちょっと寂しかったり
はしたけど何か理由があったんでしょ?」

そう言って私は奏の背中を擦った、何で

そうしたか理由は分からなかったけど

奏がいとおしくて堪らないのは確実だった。

すると奏は体を離して私の目をジッと

見つめたかと思うとまた、抱き締めた。

「あ~~。好き、ほんと大好きだよ」

耳元で、私にしか聞こえない声で囁くように

言うから恥ずかしくて私は抱き締め返す

事しか出来なかった。

(私も、大好きだよ)

伝わるように…ただただ抱き締めた。