蜜漬けの恋

***
「お待たせー」

流石に男子は着替えが早く

集合場所にはもう二人が揃って

いた。

「大丈夫大丈夫!と言うか優羽水着
可愛いね~似合ってる」

そう言って奏はニコニコしながら体の

隅々まで見るようにするから私は一気に

恥ずかしくなった。

「やめて!恥ずかしいから」

そう言っても奏はやめてくれない。

一方絢香達の方は

「ちょ、ちょっと待って!やっぱり
刺激が強いから!」

と顔を真っ赤にして背を向ける深井君と

「せめて可愛いとか!無いんですかー」

と呆れる絢香。それを見た私は可笑しく

なってついクスクス笑ってしまった。

すると奏もつられたように笑い出した。

(幸せだ、ほんとに)

よく分からないがそう思った

「おーい、プール入らないの?」

奏が私の手を握り、二人に呼び掛けた。

「入る!」

二人の声が重なって、また笑った。