蜜漬けの恋

***
「分からない。」

そう言ったのは絢香だった。

「何が?」

おにぎりを頬張りながら絢香を見ると、

右に首を傾げサンドイッチを右手に

持ったまま考え込んでいた。

「いや、桐生君の事!前の休日からすごい
絡んでくるでしょ。特に優羽に」

「…確かにそうだね……何でだろ」

そう言うと絢香はまた、考え込む。

「まぁ、桐生君分け隔てなく接する人だから
あんまり気にしても意味無いと思うよ?」

そう言うと絢香は

「うん…だと思うんだけどね…」

と言ってサンドイッチを食べだした。

絢香はまだ納得しきれていないようだったが

こういうのは何回もあったためあんまり

気にしないでいた。気にする必要も無いと

思っていた。