蜜漬けの恋

***
「奏~」

しばらくしてから母さんが恋をしたそうで

ずっと浮かれ気分の母さんに嫌気が差して

いた。

「あのさー、久しぶりに好きな人が出来て
嬉しいのは分かるけどウザ絡み止めて
もらえます?」

「えー…いーじゃあーん」

なんて言って肩に腕を回してくる

(この酔っぱらいめ)

「そうだ!奏も彼女と長いらしいじゃんー
珍しいね」

「は?どこでそれ!」

「今日たまたままっすーに会って話したのよ」

(あいつ…)

まっすーと言うのは中学の時からつるんでる

いわゆる腐れ縁と言うやつだ。

「しかも、なんか今までの娘と雰囲気違うって…
どんな娘なの?」

「どんな娘ぉー?」