***
「絢香のバカ!何でいいよとか
言ったの?信じらんない、無理!」
家にいるお母さん、私は今、三代前の
ファンキーな校長が無駄にお金をかけて
作った屋上兼温室にいます。訳あって
これからバカな友人と学年内のイケメン
二人と昼御飯です。
「ごめん!優羽、確かに私が悪かった。
だからトリップしないで!戻って来て!」
そう言いながら絢香は両手で私の肩をつかみ
ゆらゆらと前後に揺らした。
「何でー?何でいいよって言ったの~?
言っちゃったの~?」
「ほんっとごめん…ちょっとさ、ちょっとね」
絢香はそう言うと気まずそうに笑うから
なぜかそれ以上聞けなくなった。さっきから
花の香りが漂って来る。温室の屋根は自動
開閉が備わっていて、晴れている今日は
開いていて春の穏やかな風が入ってくる。
(絢香がこんな事言う時は何だかの考えが
ある時だよね…)
「2週間だよね…受け入れたのは自分だし
仕方ないよね、頑張る…一応」
そう言うと絢香は柔く笑って
「ありがとう」
と言った。
「まだ、来てないね。」
温室に人は全然いない。
「何か、色々やってるんじゃない?
て言うかこれ知れたらかなりまずいね…
一軍女子の皆様がさ……」
と絢香が嫌そうな顔をしながら言った。
「ヒッ」
と私は思わず小さく悲鳴を上げた。
「あー……まぁ、そうなったらなったで
向こうに責任とってもらえたらいっか」
絢香の突然のびっくり発言に思わず
顔を見た。
「だって、誘ってきたのは向こうだよ?
優羽は好かれちゃった方なんだから
責任とるのは向こうで大丈夫」
正直良いのか分からなかったが
「分かった……」
と言った。瞬間だった、ガラガラと温室の
スライド式の扉が開く音が聞こえた。
「絢香のバカ!何でいいよとか
言ったの?信じらんない、無理!」
家にいるお母さん、私は今、三代前の
ファンキーな校長が無駄にお金をかけて
作った屋上兼温室にいます。訳あって
これからバカな友人と学年内のイケメン
二人と昼御飯です。
「ごめん!優羽、確かに私が悪かった。
だからトリップしないで!戻って来て!」
そう言いながら絢香は両手で私の肩をつかみ
ゆらゆらと前後に揺らした。
「何でー?何でいいよって言ったの~?
言っちゃったの~?」
「ほんっとごめん…ちょっとさ、ちょっとね」
絢香はそう言うと気まずそうに笑うから
なぜかそれ以上聞けなくなった。さっきから
花の香りが漂って来る。温室の屋根は自動
開閉が備わっていて、晴れている今日は
開いていて春の穏やかな風が入ってくる。
(絢香がこんな事言う時は何だかの考えが
ある時だよね…)
「2週間だよね…受け入れたのは自分だし
仕方ないよね、頑張る…一応」
そう言うと絢香は柔く笑って
「ありがとう」
と言った。
「まだ、来てないね。」
温室に人は全然いない。
「何か、色々やってるんじゃない?
て言うかこれ知れたらかなりまずいね…
一軍女子の皆様がさ……」
と絢香が嫌そうな顔をしながら言った。
「ヒッ」
と私は思わず小さく悲鳴を上げた。
「あー……まぁ、そうなったらなったで
向こうに責任とってもらえたらいっか」
絢香の突然のびっくり発言に思わず
顔を見た。
「だって、誘ってきたのは向こうだよ?
優羽は好かれちゃった方なんだから
責任とるのは向こうで大丈夫」
正直良いのか分からなかったが
「分かった……」
と言った。瞬間だった、ガラガラと温室の
スライド式の扉が開く音が聞こえた。

