蜜漬けの恋

お会計をしにレジへ向かう。

「えー、お会計2860円になります。
ただ今学生割引で…何か証明になるものが
あれば…」

と店員さんが言ったのでたまたま持っていた

生徒手帳を私と成瀬君は差し出した。

ふと、顔を見る。店員さんと目が合って…

「っ!あ、え。優、羽?」

そこに居たのは

「え、か、なで?」

あの時とは変わったと言えど

私の記憶の中に、色濃く住み着いている…

奏だった。