蜜漬けの恋

***
「男女何人かで遊びたい?」

俺が聞くと上野さんはコクコクと

頷いた。

「うん、私思ったの。恋愛克服の中で男子と
普通に話せるようにならないと駄目かな
って…でも、なんか同じ高校の男子はまだ…
ハードルが…」

「……そっか、分かった!俺、中学の時の友達
二人くらい誘うから、上野さんも二人くらい
誘ってくれる?紺野さん入れても良いし
日にちはまた、決まり次第で…」

「分かった!ありがとう」

そう言ってニコニコ笑いながら上野さんは

外に待たせている紺野さんの所へ駆けて

行った。

***
学校は今絶賛テスト期間…期末テストだ。

今日はその一日目が終わったばっかりで

いつもより帰る時間も早いし、部活も

無い…。

(んー…)

「翔!帰ろーぜ」

半ば驚きながらその声に振り返ると

拓也がいた。