蜜漬けの恋

***
「あぁーぎんじょうしたー」

バフッと背中からベッドにダイブする。

「変な文章になってなかったかな?大丈夫?」

そう思いだすと確認したくなって私はもう一度

トーク画面を開いた。上には「翔」と表示されて

いて本当に成瀬君としたんだと改めて実感した

(ここまで来たら頑張るしかないよね)

「よし」

小さく呟く、ふと外から男女複数人の声が

聞こえて何となく窓の外を見た。案の定

男女共に3人のグループがふざけながら自転車で

家の前を通りすぎて行く所だった。

(そう言えば男子ともほとんど話さなく
なってたな…学校の用事の連絡以外…)