蜜漬けの恋

***
昼休みになった。最近翔は意識的に

女子軍団を避けるようになりこの恋に

本気なんだと改めて思った。

最近は日課になった中庭での昼ご飯を

食べようとした時ふと、翔が何やら必死で

にやつきを堪えながらノートを見ていた。

「何見てんの?」

と横から覗き込もうとすると翔はバッと

反対側に体を傾けた。翔がジトーと俺を

睨んでくる。

「人が読んでるノートを覗き込むなんて
非常識じゃないか?」

「悪いって…」

そう謝るとそーっとノートを閉じながら

翔は体勢を元に戻した。

(に、しても可愛いノートだな)

そのノートはシンプルな茶色のノート

だが、左上角と右下角に黄色に白い

ドット柄のマスキングテープ?で飾って

あった。