「三上先輩は三上先輩!小倉くんは小倉くん!」 どうやら…両方狙うつもりのよう… 後ろの席の由梨奈ちゃんとの話を終えて あらためて正面を見ると… ――――――――パチッ… なぜか小倉くんとばっちり目が合った… そして… 「あれ…桃ちゃん?」 小倉くんはわたしの顔を見て確かにそう言った も、桃ちゃん? 「あれ、やっぱり桃ちゃんじゃない?」 「えっ、えっ…?」 わたしまさかの知り合い? けれどわたしの記憶に小倉伊織くんという名前は残っていない…