「桃味だったら桃花ちゃん食べてるみたいだし?」

「へっ?」


わたし桃にされて食べられちゃうの?

ってわたし桃花だもん!
桃になるものか!


「このまま桃花ちゃんのこと食べちゃおうかな?」

「えっ…んっ…」


そのまま唇が重なって…


「ダメ…っ…」

「ほら、しゃべるキスしにくいから」


翼先輩はそう言うと深く…深く口づけをする…


何度も離れて…くっついて…
それの繰り返し…


角度を変えて…まるでキスを楽しんでいるかのような翼先輩…


わたしはついていくのに必死なのに…