「つ、翼先輩…!」 ボールはわたしに当たらず… わたしを抱きしめてかばった翼先輩に当たったのだ… 「はぁ…桃花ちゃん大丈夫だった?」 こんなときまでわたしのことを守ってくれる翼先輩に胸がギュッと苦しくなる… 「せ、先輩のほうこそ…」 わたしなんかより先輩のほうが心配だよ… 「俺は大丈夫だから。桃花ちゃんがケガしなくてよかった」 「っ…」 どうして…どうして先輩は… わたしにそんな優しいの…?