やっぱり俺のお気に入り

「俺の女にこんな大勢で何言ってくれちゃってんのかって聞いてんだけど?」


俺はなるべく冷静を装う。



俺の登場に驚いてるのは未来も同じだから。



「龍斗・・・君・・・あたし達・・・そんな別に・・・」



目の前の女はおどおどしながら俺に答える。



「だから何だって言うの?お前ら、未来に何言ってた?」



そばにいる女達は気まずそうにみんなそろって下を向く。



唯一黙って俺を真っ直ぐ見つめるのはただ一人。



「龍斗君・・・」



「・・・未来」



そう・・・未来だけが俺を見ていた。