やっぱり俺のお気に入り

俺は気分次第で女を呼び出す。



携帯を取り出し、頭に浮かんだ名前をチェックする。



そろそろ連絡しなきゃまずい奴は・・・・・。



ん・・・こいつかな?



今日は『優(ゆう)』にメールを打つ。



〔会いたい 放課後 視聴覚室 〕



短い用件だけのメールを送信。



優はいちよう『つきあってる』ようなことになってる女の一人。



学年は一つ上。年上だからか、あんまりしつこくなくて丁度いい。



優からはすぐ返信がきた。



〔OK♪嬉しい☆楽しみにしてるね☆〕



優の顔が浮かぶ。



俺の欲求を満たしてくれる、いい女。