やっぱり俺のお気に入り

透き通るように・・・・・



透明な響きの歌声が部屋中に流れ出す。



そのあまりにも綺麗な声。



それは未来の声なのに、まるで別人のようで、俺は固まったように動けなくなる。



上手い・・・・・。



イヤ、それ以上かもしれない。



綺麗な通るその声に・・・・・圧倒されそうなほど俺は惹きつけられていく。



そして、切ない歌詞と未来の高音の歌声が重なる。



・・・・・マジかよ??



恥ずかしそうにしてぎこちなく歌っているくせに、



こんなにも俺は未来の歌声に魅了されている。



・・・・・これって・・・・・



この歌声なら・・・・・バンドのボーカルだって十分通用するじゃん。



驚きで俺は瞬きすら忘れるほど、未来をじっと見つめていた。