朱理がいた...

「果歩 頑張ったね…」

「朱理。ありがとう…」

「お疲れ…」

その日の夜 奈穂には全部話した

翔のことが好きなこと...告白したこと...

そしたら、奈穂はびっくりして

「ごめんね、気づかなくてごめんね...」
と泣きながら謝ってきた

「奈穂...。謝らないで 奈穂は何もしてないよ」

「果歩、ごめんね…」

「奈穂 私の分まで幸せになって」

「うん!なるよ、 ありがと...」