一年間のstory

「すまないがそれはできない。
俺は気になったことは聞かずにはいられない性格だ。
なんで喋れるのに喋らない?」

ぽかーんとした顔で俺を見たあと、あきれたようにいった。

「だからなんであなたにはなさくちゃならないの?私にだって隠したいことはあるわよ。」

そう言って睨みつけて走り去っていった。

「なんだってんだ、いったい……」