君と恋の魔法〜記憶を超えて〜

無言。気まずい気まずい。何か話そ。

「おい。」

「はっはい!」

「お前、最近何俺避けてんの?嫌いか?」

「ううん。そうじゃないの。」

おっ?チャンス?言うか?言うのか?いや、言うんだ。

「悔しいけどね、私ね、アズルの事が、、、好き、になったの!」

いっ、言ったー!

「それ?本当なのか?」

「ほ、本当だよ。」

気づいた時にはアズルの胸の中にいた。

「好きだよ。ルリ。」

耳元で囁かないで。なんか変な気持ち。

「私も。」