君と恋の魔法〜記憶を超えて〜

ドクンッ。

知ってる。いや、知っていた。足りないものはおばあちゃんからよく聞いていたもの。

「ルリ、良いかい?よーく聞くんだよ。私はね、いちど失敗したことがあってね。その原因はわかってるんだよ。けれどどうしても私には出来なかった。少なくとも昔の私にはね。それはね………。」


これだ。これしかないんだ。おばあちゃんが一度失敗したこと。それがこの出来事だったんだ。

「アルファ。それ私知ってるよ。それはね。」