君と恋の魔法〜記憶を超えて〜

ガラガラ。

図書室は廊下以上に静かだった。
人の息すら聞こえて来そうなほどだった。

私は、『鍵を使う所』を探した。

図書委員の人に聞くのは、変な人と思われるよね。
私は、とりあえず図書室を一回りしてみた。けれど、それらしい所は見つからなかった。

探してるだけで、図書室の閉館時間になった。