君と恋の魔法〜記憶を超えて〜

「はぁ。なんか疲れた。ねぇアズル。私ね。本当にわからないの。好きっていう感情が。」

「おぅ。それで?何?俺に気づくまで待てって?」

「(図星)そうなんだけど。あのね。私アズルの事知ってる気がする。ここに来る前から知ってる気がするの!アズルは何か知らない?」

「さぁな。よし帰るか。」

「えっちょ!待って。」

駆け足で彼についていった。夕日が差し込む静かな廊下だった。