「えぇ。それじゃ状況説明するわね。あなたの名前スズミネルリ。と言ったわね。けれど、あなたのご両親の家は確かツクナホシ家。夢魔狩りの最高一族よ。だけど、10年前。いきなりその一族が消えた。」

10年前。両親が死んだ時と一致した。

「そして、ツクナホシ家の4つの分家。ユール家。ハクナ家。サクマ家。そして、今の最強。ムウル家。この4つが夢魔狩りをしている。逆に言えば、この4家しかできない。そして、私がユール家時期当主。リンナ・ユール。改めてよろしくね。ちなみに戦い方は各家ごとにバラバラ。私の家は、生気を吸う事。遠距離から有効なのよ。
噂によれば、ツクナホシ家は全属性を使うらしいけど、あなたにそんな事ができるかしら。フフフ」

「そんな事言わなくなって。まだ魔法もよくわからないのに。」

「まぁ、少し安静にしておくことね。また来るわ。あっ、トイレとバスはそこの扉だから。着替えはクローゼットにあるから全部使っていいわよ。」

そう言ってリンネは出て行った。何か物凄く疲れた。その日はもうお風呂はいって寝た。