わたあめ恋


受験シーズンに告白したから、ある程度返事が遅くなるの承知だったが、思った以上に待つのが辛かった。



「じゃぁ、吹っ切るためにも返事もらいに自分で行くっ!」


「「!?」」



と言って1番驚いたのはわたし自身だった。


知らないうちにどんどん三浦先輩のことが好きになっていた。



「今行ってくる。」


「うん。じゃぁ、応援してるよ!」


「がんばってね!」



そして、朝学活まであと20分あったので、3年3組に行くことを決めた。